2007年12月12日
12月11日、公認会計士の矢田慶來先生のお招きにより、日本公認会計士協会主催の研修会で講師を務めてきました。
テーマは「昨今の労働環境を背景とした労務リスク管理と就業規則の必要性」。
サービス残業、偽装請負・偽装出向、セクハラ・パワハラ、メンタルヘルスなど、最近新聞紙上を賑わす労働問題について、個別労働紛争の増加の要因を含め、その内実と背景をお話しました。
折りしも、採用から退職に至るまでの雇用のルールを法制化した新法「労働契約法」の成立時期と重なったため、その成立に至るまでの裏話を交えながら、実定法が少なく判例法理に頼らざるを得ない労働問題の実情についてお伝えしました。
また、労働問題の多くは事業主に立証責任が課せられているのでエビデンスの存在が重要であり、それを集約したものが「就業規則」であることを力説したところ、「目からウロコ」との評を頂戴し、スピーカー冥利に尽きる思いがしました。
セミナーの講師をやっていて、いつもつくづく思うことは、報酬的ベネフィットはあまり多くは期待できないものの、たくさんの魅力的な人たちと出会うことができるということです。これまでも講師業を通じて、普段はお目にかかれない、ましてやお話しする機会を得られないような人たちと交流の場を持つことができました。
今回も多くの公認会計士の方々と面識を持つこととなり、IPO、会社分割、M&Aにおいて労務デュー・デリジェンスを模索している私にとっては願ってもない出会いとなりました。
私一人の力は微力であっても、多くのそして高度なバックボーンを持つことは、クライアントに対する付加価値として大きな力となるものと確信しています。
特定社会保険労務士 佐藤 広一
さとう社会保険労務士事務所
http://www.officesato.jp/



